ダサい自分!海外一人旅に出てみた

こんにちは、フィエスタです。

今日は、20歳の時に一人で海外一人旅に出た話をしたいと思います。

 

ところで、「お前、何者??」
と、思われる方もいると思うので、軽ーく、自己紹介です。

 

 

 

今から、約30年前の話!
えっ、もう30年。。。人生って、あっという間。

みなさん、人生楽しみましょう!人生は短いです!
僕は、まだ20代のつもりなんです!図々しいですけどね(笑)。


今日の話ですが、
結論から言うと、僕って、結構ダメダメだったなあって話です。


いいんだ!。初めては、初めて。。。なんだから。(笑)

 

 

大学3年の時、一人でヨーロッパ一周の旅に出たんですね。

当時、体育会ラグビー部で夕方1700からの
クラブ活動に明け暮れてましたわ。

 

と言うと、頑張ってる感があるんですけど、
だいたい、昼くらいに起きて、
ボーッと、夕方まで過ごして、
夕方練習に参加するって感じだったんです。。。(笑)

 

大学って、勉強するとこじゃないと思ってました(笑)。
まあ、ラグビー頑張っときゃいいだろって言う、
安易な発想だったんですね。

 

で、

大学2年生になり、学生生活にも慣れ、

そろそろ半分終わるなーと、
なんとなく、”残りの学生生活、どうしよー?”
と、感じてたんです。

 

いつものように、2100頃、一人で原チャリに乗って帰路につきました。

 

自宅までの帰り道にある小さな本屋に寄って、
その当時流行っていた週刊スピリッツの”伝染るんです”を
読んで帰るのが日課になってたんです。

 

で、いつものように読み終わったんですけどね、

 

その日は、なぜか雑誌コーナーだけでなく、
店の奥の方にも行ってみたんですよ。
「何か面白そうな本はないかなあ」、って物色しましたよ。

 

だいたい、本屋の構造って、
入り口付近に、雑誌コーナーがあるじゃないですか、
週刊ジャ○プ、とか、その辺の漫画ですよね。

 

まずは、そこを制覇!(笑)して、
だんだん、奥の方に歩いていくんですね。

 

で、次に当たるのが、
雑誌関係ですよね。
漫画だけでなく、色々な
目を引く表紙の経済誌とか、趣味の雑誌とか。。。

 

で、

その時、ある一冊の本が目に留まったんです。
”地球の歩き方 ヨーロッパ編”。

 

当時は、1990年ごろ。今のように、
地球の歩き方が、そんなにメジャーではなかったんです。

で、初めてみた本だったんで、「なんだろ、これ?」
って、手に取ったんです。

 

で、パラパラと捲ってみたんです。

 

そこに書かれていたのは、現地のバスや電車の乗り方、
税関・出国審査の説明、
格安航空券という安い航空券を売っている
HISなる旅行会社があること、
そして、バックパック一つで旅をした体験談だったんです。

 

当時、僕は、飛行機に乗ったこともなく、
ましてや外国になど行ったこともなく、

自分にとって、夢のような説明や物語が繰り広げられてたんですよ。(笑)

 

大袈裟でしょ。。。

 

でも、30年まえって、自分の周りはどんな感じだったかって言うと、

 

インターネットなんて、ないんです。
携帯電話なんて、ありません。
ましてや、スマホなんて、想像すらしてなかったんですよ!

 

なので、情報を得るって言うと、「本」。

本くらいしか、新しい世界を知る方法ってなかったんですよね。

 

今のように、ググれば何でも出てくる世の中
では、なかったんですね。

 

 

で、その地球の歩き方を読んでたとき、

ローマのページで止まったんですよ。

 

その瞬間、河合塾 世界史の青木先生の話が脳裏をよぎったんですよね。

 

”僕はサンピエトロ大聖堂で、思ったんだよねー!”神”はいるって”。

と、昔、予備校で聞いた先生の授業が走馬灯のように蘇ったんです。

 

「おー、ローマやー!、これのことやー」

「あっ、行きたい!」。ただ、そう思ったんです。

 

そう思ったら、最後、速攻でレジに行き、
その本を買って帰ったんです。

 

確か1,900円くらいだったと思う。
貧乏学生の僕にとって
1,900円は贅沢の極み!

 

 

その日から、”地球の歩き方”を
隅から隅まで読むのが日課となったんですね。

 

おかげで、まだ経験したこともない、
税関やら出国審査に、
やたら詳しくなった、(気がしていた。。。)んですよねー。

 

「これや、これは行くしかない!」
「で、どうやったらいけるんだ?」
「先立つものは、お金なのね?、やっぱり。。。」

 

それからは、高額バイト探しが始まったんですよ。

友達に聞きまくって、なんかいいバイトはないか
探したんですね。

 

で、工場で働くのが、時給がいいよってことで、
夏休みには、工場でひたすら働きました。

 

工場の先輩:

「はい、じゃあ、この部品を、20個ずつ、段ボールに積めてー!」
「とりあえず、2,000箱ねー」

 

僕:「えっ、2000。。。ですか。。。」

先輩:「そう、2000、じゃあ、よろしく〜」

 

って、気が狂いそうになりながらも、
工場で働く日々を繰り返した。

夜は夜で、コンビニでバイト。
自宅近くだと、友達に会うと恥ずかしいので、
ちょっと、隣町のコンビニでバイト(笑)。

ひたすら、働いたんですよ。

 

その結果、夏休みの一か月で30万円くらい貯めて
総額50万円ほど貯金できたんですわ。

 

その軍資金を持って、すかさず、
HISに行ったんですね。

 

飛行機に乗ったことなかったんで、
どうやって頼むのかもわからなかったんですよ。

なので、カウンターのお姉さんに一番安い航空券を教えてもらったんです。

 

そしたら、2月下旬出発、3月下旬帰国の約1か月の旅。
たしか、大韓航空 105,800円だった。

 

これが、一番安かったんですね。
でも、当時の僕にとって、
人生で最も高価な買い物になったんです。

 

飛行機のチケットは、これでゲット!
で、次は?って考えたときに、

 

現地の宿泊はどうするか?

 

って、思ったんです。当然ですけどね。。。

 

でも、泊まるったって、行ったこともないんです。
どんなところに泊まればいいかも
わからないんですよね。

 

なので、全て、”地球の歩き方”先生に聞くしかないんですよね(笑)。

 

で、先生曰く(笑)は、

「ホテルは高いからユースホステルなる安い宿を利用せよ!」、

とおっしゃってるんですね。

 

ここで、また問題なんですね。
ユースホステル??って何?

って、なるわけですよね。
それを調べる術もないわけなんですよ。
で、先生を頼りに、そこに泊まれば
言い訳ねって、信じるしかないんですよね。

 

 

当時はまだインターネットがない時代です、
かつ、英語も出来ないので、
事前予約をするための電話も躊躇しましたよ。

 

「じゃあ、仕方ない!現地に到着後、予約しよーっと。。。」(笑)

 

若いころから、逃げるのが得意だったんです(汗)。
現実逃避なんですよ。。。

 

行きは、福岡発 ➡ 金浦空港経由 ➡ ロンドン ヒースロー着

帰りは、パリ ドゴール発 ➡ 金浦空港経由 ➡ 福岡着

 

 

出発当日がやってきたんですねー。
やっぱり、来ますよねー、当然。。。

 

チェックインカウンター!
「これが、チェックインカウンターなのね。。。」(笑)

 

そこで、ボーディングパス
「これが、ボーディングパスなのね。。。」(笑)

 

を受け取り、出国手続きに入った。

 

出国手続きの仕方については、
”地球の歩き方”先生のおかげで
全て頭に入ってある、はずだった。

 

「こんなの、余裕ですよー、
一髪で、何の問題もなく、
パスできるもんねー。」

 

こんな、感じだったんですよね。(笑)

 

でも、正直なところ、
心臓バクバク。。。

 

審査官に新品のパスポートを渡したんですよ。

緊張したー。出国できるかなあ?

”ダメ!”って、言われたらどうしよう。。

”何か聞かれるんだっけ?英語だっけ?”

意味不明な不安がよぎったんです。(笑)

 

審査官は何事もなかったように、
ハンコを押してくれGOサインを出した。

 

「ふ~っ、一息ついた。やったー!できたー!」

 

これまた意味不明の達成感である。

 

 

次は、搭乗口である。

”地球の歩き方”先生は、
離陸の1時間くらい前には
搭乗口に到着しておくこと、

とおっしゃっている。その通りにした。

 

1時間は長い。。。
搭乗アナウンスを聞き逃したらどうしよう。。。
自分だけ乗りそこなったらどうしよう。。。

 

ドラクエばりに、次から次へと
敵が現れてくる気分だったんです。

 

30分ほどして、周りの人たちが立ち上がって、列をなし始めた。

 

「あ、これか。。。搭乗開始だ。」

 

そっか、周りに合わせとけば、いいんだ。
ドラクエ レベル1 ゲットだった!。

 

始めて飛行機に乗り込んだ。

 

隣は、同じく日本人の若いサラリーマン風の方だったんです。

 

お隣さん:”どちらに行かれるんですか?”、話しかけてこられた。

僕:”え、僕ですか? ヨ、ヨーロッパです。。。”。

 

見ず知らずの人に話しかけられて、緊張した。

お隣さん:”へー、いいですねー。どなたか知り合いがおられるんですか?

僕:”いいえ、誰も。”

 

お隣さん:”へー、何度か行かれてるんですか?”

僕:”いいえ、初めてなんです”

 

お隣さん:”へー、いいですねー。どちらに宿泊されるんですか?”

僕:”へっ? まだ予約してないんです。”

 

お隣さん:”えっ?。。。大丈夫なんですか?。。。”

僕:”。。。”

 

 

そういえば、まだ泊まるとこ、
決まってないんだった。。。

 

また、新たな敵の出現だった。

 

 

さらに追い打ちをかけてきた。

入国審査である。ロンドンである。強敵である。

 

 

自分の番が回ってきて、審査官にパスポートを渡した。

 

審査官:” Where are you from? How long are you going to stay here?"

と、言ったかどうかも定かでない。(笑)

 

僕:”えー、あー。。。”

審査官:” Where are you from? How long are you going to stay here?"

僕:”えー、あー。。。”

 

 

審査官:”ダメだこりゃ。。。”

と言ったか定かでないが、日本人通訳が呼ばれた。

 

通訳:”どこから来られましたか?滞在期間はどれくらいですか?”

僕:”は?、えー、に、日本です。い、一週間です。”

 

何やら通訳さんと審査官が話し合っている。

通訳:”オーケーです”。

 

審査官がハンコを押してくれた。

入国できた。。。

 

「えっ、いいの? あ、そう。。。」

 

何かよくわからないまま、
ばつの悪いまま、
悪いことをしたような、

 

そんな気分のまま、
初めて外国の地に足を踏み入れた瞬間だったんです!

 

いやー、でも、見るもの、
聞く音、全て 新鮮でしたねー。

 

外人だらけなんですよねー。当たり前なんですけどね。

 

緊張して、トイレを我慢してたので、
すかさず、トイレに行ったんですよ。

 

そしたら、それにもびっくり。。。
便器の高さにびっくりした。

 

ドアの下に20センチも隙間がある。
足が丸見え!

 

地下鉄に乗って、
空港で何とか予約できた
B&Bのある駅まで行ったんです。

 

Earl’s Court 駅。

 

地下鉄を降り、階段を上って、
ゲートを通って、駅の外に出たんですよ。

 

初めての、外国の風景ですわ。

 

周りはみんな”外人”。
外人が歩いている。。。
映画の世界でしたねー。

 

人生初の外国の地だった。
地球儀を思い浮かべて、

感慨深く、
「自分は地球の裏側にいるんだ!」
って、実感した。

 

とりあえず、何でも日本と比較した。。。

 

家が石だ!

 

空は青いわー。
雲は白いねー。


日本と同じだった。

 

そうしていると、
夕方になってました。

 

で、自分の泊まる場所を探さなきゃっ。。

 

が、住所がわからない。
路上の住所表記も読めない。。。
なんとかロード、なんとかストリート。。。
訳が分からんのですよ。

 

碁盤の目のようになってれば、
いいんですけど、
さっぱり法則もなく、
全然、どこに行けばわからなかったんですよね。

 

勇気を振り絞って、
通りすがりのおじさんに話しかけてみた。

 

僕:”Hi, I'm lost." 

 

会話集に書いてたのを、真似しました。(笑)

 

おじさん:”I'm lost, too. Ha,ha,ha..."

 

「ちぇっ、ここは紳士の国じゃねーんか!」

 

本気でむかつきましたわー。。。怒

 

また、通りがかりのおじさんに話しかけてみた。

ラッキーなことに、日本人だった。

 

おじさん#2:
「あ、ぼく日本人ですよ。
道に迷ったんですか?
じゃあ、一緒に探しましょうー」

 

「日本人は優しい。。。やっぱり、日本人だわー」

本気でそう思った。。。

 

やっと、見つかった。
おじさん#2にお礼を言って別れ、
宿泊手続きを済ませた。

 

ふ~、やっと一息。。。ではあったが、
これがあと一か月も続くのかー、と思うと、

 

ぞっとした。。。

 

TVを付けた。
何のことやらさっぱり。。。
全くわからんテレビ番組ばかり。

 

 

トイレに行きたくなった。
トイレは部屋の外にあったんですよね。

 

部屋を出てトイレに行き、
また部屋に入ろうと思ったら。。。

 

ドアが開かない。。。

 

自動ロックだ。


自動ロックすら、よく理解してなかったんですよねー。。。

 

”そうか、鍵を持って出ないといけない”と、

”地球の歩き方”先生がおっしゃってた。

 

顔面真っ青。。。
どうやったって、開くわけがない。

 

どうすればいいかわからず、途方に暮れる。
ご主人さんを探そう。。。

 

廊下を歩き回った先に、だれかいた。

 

話しかけてみた。

 

こちらが喚き散らしたのが伝わったのか、
インロックしたことを察してくれたようだった。

 

ようやく、部屋に戻れた。

 

「なんで、こうも、トラブル続きなん??」
「だいたい、泣きっ面に蜂、どころじゃなく、
泣きっ面にスズメバチの大群、状態。。。」

 

「ジャムを塗った食パンを、床に落とす時は、
何で、いつも、ジャムの面が床につくん??」

って言う状態(笑)。

 

旅にトラブルは付き物とは言うものの、
全てが初めての自分にとって、
ここまでトラブル続きになるとは。。。
と、絶望的な気分になった。

 

周りには、頼れる人もいないんですよね。
自分しかいないわけなんです。

 

トラブルも自分で解決するしかないんですよね。

人生で初めて、”頼れるものは自分だけなんだ。。。”

 

って、思い知らされた瞬間だったように思うんです。

 

そうやって、暗雲立ち込める中、
初めての外国の旅、初日が終わっていった。

 

疲れ果て、いつのまにかそのまま眠ってしまっていた。。。

 

だけど、20歳ころの出来事を、
記憶力がそんなに良くない自分が、
ここまで鮮明に覚えていることにびっくりした。

 

20歳の感受性は、それくらい強いということなのだろう。

 

この旅の”わくわく、どきどき、はらはら”感を、

心のどこかで、また感じることはないかなあ?

と期待しながら、これまでの年月を生きてきたような気がするんですよね。

 

「迷ったらGOである。迷った時こそGOだ。」

 

ダサダサの自分なんだけど、
今ではいい思い出なんですよね。

 

そんな自分でも、まだ生きてるんですよね。


と言うより、そのワクワク、ドキドキ、ハラハラを
まだ、この年でやってるんですね。

 

ダサダサで、結構!
笑われて、結構!

 

それでも、突き進んで行きたいんですよね!

 

”ゾッとするような恐怖感、
震えるような孤独感、
全部一人きりで
背負い切ってみろ!”

 

そう、未来の自分に
言われてるような気がするんですよ。

 

みなさんも、こんな体験あったら、
返信くださいねー!

 

私、フィエスタは
不労所得で月収200万以上稼ぐ
若手起業家
と出会い、

人生が激変しました。

 

現在は、ある大手企業で管理職として働きながら、
こうやってネットビジネスで情報発信しています。

 

人生、色々と頑張ってきました。
そして、技術を極めたいと思って、
博士号も取得しました。。。

その知識を活用して、皆さんがご存知の
とある製品を開発しています。

 

小難しい、数学、物理、コンピュータなどなど。。

 

ただ、常に自分に疑問が湧いてくるんです。

「これって、本当に社会に対して価値を
提供してるんだろうか?」

もちろん、その製品を使ってくださる方々に
対しては、その通りなんですが、

「たった、それだけ??」

って思うんです。

それよりも、もっとダイレクトに、
多くの人に、価値を提供したいと思い、
ネットビジネスを始めました。

今は、とても楽しいんです。
会社の仕事のように苦しくないんです。

色々な読者の方を励ましたり、
逆に励ましてもらったり。。。

直接、色々な方と”つながってる”って、
実感でき、価値も提供できてるって
安心するんですよね。

 

ビジネスなんて、才能なんて不要だと思います。
むしろ、それが足かせになっていると思うんです。

会社の中では、超優秀な人が、思考停止状態になり、
自分のプライドとか保身のために、
ダークサイドに落ちたり(笑)、
心を病んだり。。

 

なので、

より、人間的にいきていきたい!

人生、勝つとか負けるとか、才能じゃない。
どんな人でも、行動すれば
絶対に変わることが出来る。

それを、示すことも自分の役割だと思います。

 

これまでの人生、
起業家との出会い、
ネットビジネス開始の
ストーリーはこちらで
書いてます↓

大手企業 管理職の僕が
20歳年下の若手起業家と出会い
ネットビジネスを開始する物語

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