NEW TYPE を読んでみた:山口 周 著:書評・感想①

 

こんにちは、フィエスタです。

 

今日は、山口周さんの著書 「NEW TYPE」を読んだ感想・書評を書いてみたいと思います。

NEW TYPE : 山口周 著

 

なんで、この本かというと、

 

これからの時代をどう生きるか?という問いに対して、
21世紀の働き方という観点で、わかりやすく
まとめられていて、示唆に富む内容だったからなんですね。

 

 

元々、山口周さんの本はどれも
読んでいて、丸善で立ち読みしてる時に、(笑)
気になったので、手にとってみたんですね。

 

そしたら、もう、”あっ、これ、これ!”
って、思ったんですよ。

 

まさに、僕が会社で経験しているような
出来事や世の中の動きを、とても素晴らしく
言語化できていて、じっくり読みたいと
思ったのがきっかけだったんですね。

 

で、読んでみた感想は、

まさに、”そう、そう、そう!”

そうなんだよねー。わかるわー。。。

 

自分が、肌感覚として、会社の中で
感じていた、

 

”何かが違う。。でも、周りはひたすら沈黙。。。”

 

で、どうすりゃいい??

 

に対して、いい指針を出して頂いてるかなと思いましたね。

 

もちろん、すぐに社会が変化していくわけじゃないけど、
方向性としては正しいので、その社会の変化に対して
自分はどのように、その変化・流れに沿って
生きていくべきか、大筋が掴めるんじゃないでしょうかね。

 

会社勤めをしている人は、是非一回読んだ
方がいいと思います。

 

今回は、その本の中でも
まず最初に述べられている、
社会のメガトレンドに関して
まとめてみたいと思います。

 

こういうまとめって、
≈メディアを通してバラバラに
伝わってきて、なんとなく
わかってるんだけど、
体系的にまとめられてないので
頭の中で、ぼやっとすることが
よくあるんだよね。

 

なので、ここで、まとめてみますね。

 

① 飽和する「モノ」と枯渇する「意味」

この意味は、ここ半世紀の間に
「憧れの対象」だったモノが、
すでに、行き渡ってしまったということ。

 

テレビ、洗濯機、冷蔵庫、などなど、
「必要とされるモノ」は手に入れたし、
いつでも手に入れられるってことですね。

 

一方で、モノがないことに不安は
なくなったんですけど

 

じゃあ、

 

「どうやって、生きればいい??」

「生きることに、どういう意味を見出せばいい??」

 

ってことに、答えられないんですね。

 

なので、これからの時代は、
「役に立つモノ」の価値はどんどん下がっていく。

 

一方で、

 

生きる「意味」や、「なんのために?」という

ことを提供することの価値が上がっていくんですね。

 

 

まさにこの部分が、僕が会社で長年
疑問に感じてきた部分なんですよ。

 

製品開発や製品企画を考えてきたんですけど、

「それって、本当にお客さん望んでるの?」

っていう疑問を、持ち続けてきたんですね。

 

で、

「じゃあ、何を提供すればいい?」って
考えた時に、う〜ん。。。。って唸ってしまうんですよ。(笑)

 

そう簡単には、出てこなかったんですよ。

というより、考えれば考えるほど、
現在の会社での仕事・業務は、
今後、そんなに価値があることでは
なくなってくるなあって。。。

 

それだけは、確信できた、できてしまった!(笑)
んですよね。

 

そして、「じゃあ、何?」って
自問自答を繰り返している時に、

 

ネットビジネスと出会うわけなんですね。

 

人生って面白いですよね。(笑)

 

 

② 問題の希少化と正解のコモディティ化

続いての、メガトレンドは、

 

世の中に、解決すべき「問題」が
とても少なくなっている、ってことですね。

 

「そんなことない! 問題満載だ!」

って、僕は思ってたんですよ。

 

例えば、超高齢化社会。。。
そのおかげで、国の医療費は
とんでもない額になってるんですね。

 

このまま、老人が増えていくと
本当にこの国は潰れてしまわないのか??
ってことですよね。

 

でも、ですね。

 

それを、解決しようとすると、
それを解決したくない人が、これまた、
たくさんいるんですね。

 

医療費が足らないんだったら、
税金を増やせばいいんですね。
簡単にはね。

 

でも、増やせますか?

消費税をあげるだけでも、
大問題になりましたよね。

 

そうすると、税金を上げたくない人も
たくさんいるわけですね。

 

つまり、一般的にいうと、

その問題があることで仕事があったり、
お金をたくさんもらえてたり、
得する人がかなりいるんですよね。

 

なので、その問題が解決されては
困るんですよね。

 

「既得権益」ってやつですね。

 

いろんな、解決方法を提案するんですけど、

どれもこれも、「却下」されるんですね。

 

彼らからすると、

「その課題を解決しなくたって、
そんなに困らないんだから、いいじゃん!」

 

ってことを主張するんですよね。

 

まあ、確かに、その課題がなくなると、
仕事は大変かもしれないけど、給料が
もらえなくなるよりはマシ、

今のように美味しい状態がなくなるのは
困るよ、って考えになるんですね。

 

なので、

「今すでにある問題を解決する」のではなく、

「今は誰も問題と考えていない、
新しい「問題を発見」する」

ってことが、新しい価値を生み出して、
問題があること以上に、より良い
状態を作り出すことが必要なんですね。

 

なので、解決できる問題がとても少なくなった。
解決できる問題は、いろんな手法が提案され、
解決策が画一化、均質化してきている。

 

 

難しいですよね、「意味」を作り出すのは。。。

 

 

③ クソ仕事の蔓延

この言葉、笑ってしまいました。
いい表現ですよね、「クソ仕事」。

 

まさに、これですよ。

 

解決すべき問題が非常に少なく
なってるんです。

そうすると、問題を解決しない、
または、できない仕事が、
たくさん出てくるんですね。

 

そうすると、その仕事をしている人は、
「ヤベー。。。」って焦るんですね。

 

「俺って、不要じゃん。。汗」ってことですよ。

 

そうすると、

なんとしても、”いい仕事”をしている!
って、アピールしなければいけない。

 

なので、意味もあまり考えず、

「一生懸命、働いてます!」

「僕って、能力あるでしょ!」

ってアピールをすることが目的の
仕事を作り出していくんですね。

 

そうすると、本当のお客さんに価値を
提供することから、かけ離れていくんですね。

 

「自分の報告資料は、完璧でしょ!」とか、

「根回しが、非常に上手くできたので、
許可が下りるのがすごく早かったでしょ!」とか。。。

許可が速いか、遅いか、よりも、
その許可が、お客さんにとって本当に
必要だったの?ってことを考えないと
いけないのに。。。(笑)

 

「クソ仕事」だらけなんですよね、

世の中の会社って。。。(笑)

 

④ 社会のVUCA化

V:Volatile:不安定な
U:Uncertain:不確実な
C:Complex:複雑な
A:Ambiguity:曖昧な

ってことですね。

 

簡単にいうと、

社会がこれからどうなっていくか
予測がたたないってことですね。

 

そうすると、どんなことが起こるか。。。

「過去の経験」が価値がなくなるんですね。

だって、今までの経験上、こうなるだろうって
思ってたことが、全然違ってましたって
状況になるんですね。

 

うちは、夏休みに長野に毎年
キャンプに行ってたんですけどね、

なぜって、涼しいからだったんですね。

 

でも、ここ数年は、長野でも暑い!

 

キャンプで避暑したいから、長野だったのに。。。

長野まで行く意味が全くなくなってしまった(笑)

 

簡単に言えば、こんなことですかね(笑)

過去の経験が、役に立たないんですね。

なので、避暑が目的なら、
冬のオーストラリアに行くしかない!(笑)

 

なので、予測が全く当たらないんですね。

行き当たりばったりの方が、柔軟な考え方に
なってきたんですよね(笑)

 

⑤ スケールメリットの消失

18世紀の産業革命以降、
世の中は、大量生産時代に
突入してきたわけです。

 

でっかいことは、いいことだったんですね。

 

簡単に言うと、インターネットの出現で、
色々なものを作るコストが極限まで安くなってるってことですね。

 

僕なんて、一流イタリアンシェフのレシピを
Youtubeで学習し、家族に作ったら、「うまい!」って
行ってもらいましたもんね。(笑)

 

家にいながら、一流シェフとほぼ同じ
パスタが作れるわけですから。。。
レストランに行かなくてもね。

 

合法的、カンニング!(笑)ですね。

 

そして、もう一つは、メディアと流通の変化ですね。

 

これまでは、マスメディアを使って、
大衆向けの製品を巨額の広告費用をかけて、
宣伝して売ると言うビジネスだったんですね。

 

でも、誰でもメディアを持てるようになった。
物流も、宅配などで進化した。

 

そうすると、個人で、そんなに大きくない
マーケットに対して、ニッチな製品を
それが欲しい特定の人にコミュニケーション
できるようになった。

 

なので、大企業のスケールメリット追求方のビジネス
の方こそが、テレビ離れなどで、難しくなってきたってことですね。

 

なので、やっぱり、ネットビジネスって方向なんですよね。

 

⑥ 寿命の伸長と事業の短命化

 

最後が、これ。

 

これから、人間の平均寿命が100歳に
近づいていくんですね。

なので、定年って考えはなくなっていくんですよ。
だって、100歳まで生きるためのお金が
必要になるんですから、引退する暇はないんですね。(笑)

 

一方で、会社の寿命。
変化が激しすぎて、会社が長く継続できないんですね。
アメリカの企業の平均寿命が、約20歳!
つまり、20年しか、一つの企業が存続しないんですね。

半世紀前は、企業の寿命は60年だったそうです。

 

と言うことはですよ、
人間の寿命は長くなる、企業の寿命は短くなるってことは、

「この道一筋」「一所懸命」って考えが
成り立たないってことですね。

むしろ、これからの時代、その発想は危険ですね。

 

逆に、これまで批判されていた考え方、

 

「腰が据わらない」「節操がない」
「一貫性がない」

 

ってことが、重要になったりするんですよね!

 

なので、複数の仕事に関わって、
色々と柔軟にキャリアを構築することの方が
リスクをチャンスに変えることができるし、
柔軟でしたたかなキャリアを歩めるんですよね。

 

 

まとめ

今日は、メガトレンドをみてきました。

 

こう言う、大きな視点で本として
まとめていただいてるので、

 

対局的に、何が世の中で起こってるか、
理解しやすいですね。

 

自分でも、この10年くらい、
会社での業務に、疑問ばかり
感じてたんですよね。

 

この本を読んだので、
「これって、自分の会社だけじゃないんだ」
って、確認できたのは大きいですね。

 

「大きな時代の流れで、必然なんだ」ってね。

 

そう言う意味で、勇気づけられたんですよ。

 

と言うことで、今日はこれで終わりたいと思います。
明日は、

「じゃあ、どうすればいいの?」

って言う部分を、考えたいと思います。

 

 

私、フィエスタは
不労所得で月収200万以上稼ぐ
若手起業家
と出会い、

人生が激変しました。

 

現在は、ある大手企業で管理職として働きながら、
こうやってネットビジネスで情報発信しています。

 

人生、色々と頑張ってきました。
そして、技術を極めたいと思って、
博士号も取得しました。。。

その知識を活用して、皆さんがご存知の
とある製品を開発しています。

 

小難しい、数学、物理、コンピュータなどなど。。

 

ただ、常に自分に疑問が湧いてくるんです。

「これって、本当に社会に対して価値を
提供してるんだろうか?」

もちろん、その製品を使ってくださる方々に
対しては、その通りなんですが、

「たった、それだけ??」

って思うんです。

それよりも、もっとダイレクトに、
多くの人に、価値を提供したいと思い、
ネットビジネスを始めました。

今は、とても楽しいんです。
会社の仕事のように苦しくないんです。

色々な読者の方を励ましたり、
逆に励ましてもらったり。。。

直接、色々な方と”つながってる”って、
実感でき、価値も提供できてるって
安心するんですよね。

 

ビジネスなんて、才能なんて不要だと思います。
むしろ、それが足かせになっていると思うんです。

会社の中では、超優秀な人が、思考停止状態になり、
自分のプライドとか保身のために、
ダークサイドに落ちたり(笑)、
心を病んだり。。

 

なので、

より、人間的にいきていきたい!

人生、勝つとか負けるとか、才能じゃない。
どんな人でも、行動すれば
絶対に変わることが出来る。

それを、示すことも自分の役割だと思います。

 

これまでの人生、
起業家との出会い、
ネットビジネス開始の
ストーリーはこちらで
書いてます↓

大手企業 管理職の僕が
20歳年下の若手起業家と出会い
ネットビジネスを開始する物語

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