NEW TYPE を読んでみた:山口 周 著:書評・感想 ②

 

こんにちは、フィエスタです。

 

今日は、山口周さんの著書 「NEW TYPE」を読んだ
感想・書評を書いてみたいと思います。

 

先回は、現在の社会で起こっている「メガトレンド」について
まとめてみました。↓

 

なので、今回は、その「メガトレンド」を
受けて、「じゃあ、どうすればいい?」

をまとめてみたいと思います。

 

NEW TYPE : 山口周 著

 

 

結論から言うと、この本では、

旧来の価値観から早く脱却して、新たな生き方・働き方をしようね。と言うこと。

 

旧来の生き方・働き方をOLD TYPEと定義して、
新しい生き方・働き方をNEW TYPEと定義していました。

 

その上で、これからの時代に求められる思考・行動様式とは?
以下の対比表でわかると思います。

 

Old Type New Type

正解を探す

問題を探す
予測をする 構想する
KPIで管理する 意味を与える
生産性を上げる 遊びを盛り込む
ルールに従う 自らの道徳観に従う
一つの組織に留まる 組織間を越境する
綿密に計画し、実行する とりあえず試す
奪い・独占する 与え、共有する
経験に頼る 学習能力に頼る

 

この表のように、新旧の対比で、自分のこれから進むべき方向を
示唆してくれて、非常に勉強になりました。

 

個人的には、NEW TYPEのような生き方・働き方が漠然と必要なのでは?
と感じていたので、それを後押ししてくれる形となり、
今の自分の思考・思想・発想のままでいることの重要性を強く感じましたね。

 

特に印象的だった部分を、以下に書いてみたいと思います。

「役に立つ」から「意味がある」へ

リクルート社の調べでは、

現在の仕事に「働く喜び」を感じていると
答えた人は、全体の14%に過ぎない。

自分の仕事を「どうでもいい」仕事と
考えており、「意味」や「やりがい」を
見出せてないとのこと。

 

 

これって、まさに、今の大手企業で
起こっていることなんですよね。

 

誰しも、組織内の根回しや社内政治に
振り回されて、本来あるべき、お客様への価値提供を
考えることができなくなっている。

 

根回しや社内政治は、お客様には何の価値もないですからね。
みんな、諦めて惰性で働いている感が半端ないですよね。

 

その社内政治の酷さは、これらの記事に書いてみました。

 

なので、この本の中で提案されていることは、
普通に生きてたって、働いてたって、
もう八方塞がりなのだから、
自分勝手に、今起こっていること、
やろうとしていることに、「意味をつけ」て、
自分の思いのまま、走っていけばいいってことと
僕は捉えました。

 

不特定多数に賛同を求める生き方は、
これからの時代苦しいですね。

 

それよりも、世の中をこう変えたい、
こう言うものを作りたい、と言う「意味」が
「共感できる人」に対しては、「強い訴求力」になるんですね。

 

つまり、アーティストのような生き方・働き方・考え方で
あるといいと言うことですね。

 

現代アーティストのマルセル・デュシャンが、
トイレを地面に置いて、「泉」って言ったように。(笑)

 

こう言うことが、「面白い!」って思いますよね。
僕は、大好きなんですけど、普通の理系の友達に話すと
「さっぱりわからん」って言われるんですよ。

 

頭で考えても仕方ないんですけど、
論理的じゃ無いと言う論理性
が必要だと思うんですね。

 

「役に立つ」ではなく、
「好きに、意味づけ」をするってことが
大事な時代になってますね。

 

予定調和から偶有性へ

成功した人のキャリア形成のきっかけは
80%が「偶然」であるそうです。

 

なので、「いい偶然」を引き寄せるための、
計画と習慣を見直しましょうとのこと。

 

そのための、考えるべき観点は以下の5項目。

好奇心:自分の専門だけでなく、色々なことに興味を持つこと
粘り強さ:粘り強く続けることで、偶然の出来事・出会いを期待する
柔軟性:状況は常に変化する。一度決めたことでも、適宜変えていく
楽観性:意に沿わない逆境でも、成長の契機になるかもしれない
リスクテイク:積極的にリスクを取って、チャンスを得る。

 

一見、これまでよく言われることと
大した違いはないように見えるけど、
「楽観性」と言うベースがあるのがいいところだと思いますね。

今の時代、日本で生きていく上では、命を奪われるほどの
ことは起こらない。なので、今ある状況を
楽しみましょう!

 

くらいで、丁度いいってことですね。

ストック型学習からフロー型学習へ

つまり、今まで学校教育で培ってきた知識・テクニック中心の
科学中心ではなく、リベラルアーツ的な、「わからないもの」を
わかろうとすること。

 

これこそが、フロー型の学習であると、僕は解釈しました。

 

わからないから、わかろうとする。
何が違うんだろう? なぜ違うんだろう?
そうやって、何となく考えていると、
ある日突然、「あっ、そう言うことか!」って言う、
気付きが得られる。

 

それこそが、成長なんでしょうね。

 

そう言う時代です。
もっとゆっくり生きましょう、考えましょう!
ってことで、いいんですよ。

今までは、早く答えを出す人が正しかった。
でも、もう答えが不要になってきた。

なので、早く行き過ぎてた人が、
見落としている「身近なこと」に
価値がある時代ってことですね。

 

 

まとめ

「人類がスペースコロニーに移住するとしたら、
文化遺産の中から、何を持っていきたいですか?」

と言う問いを、学校、大学、企業人の集まる
集会で問いかけたそうです。

 

その答えの大半は、18世期以前に作られたものだったそうです。

 

これが、何を意味するか?
人類が19、20世紀に生み出したものは
必ずしも未来に対しては、残したいと
言えるものではないと言う事実です。

 

江戸時代の労働時間は、3〜4時間/日。
現代の労働時間は、8時間/日。

 

エネルギー消費で言えば、
江戸時代は、石油ゼロ → 完全循環型社会。
現代は、10キロリットル/人・年 →  超浪費型社会。

 

と言うことからすると、「生産性向上」って何?

 

つまり、大量の人・時間・地球資源を浪費して、
「ゴミ」を生産してきたと言うことになるんですよね。

 

なので、これからの時代、

僕は、自分らしく、自分の新しい価値観を大切に、
20世期の価値観や労働観に縛られない、
しなやかで、自由な、新しい人生を実践していきたいと思います!

 

 

私、フィエスタは
不労所得で月収200万以上稼ぐ
若手起業家
と出会い、

人生が激変しました。

 

現在は、ある大手企業で管理職として働きながら、
こうやってネットビジネスで情報発信しています。

 

人生、色々と頑張ってきました。
そして、技術を極めたいと思って、
博士号も取得しました。。。

その知識を活用して、皆さんがご存知の
とある製品を開発しています。

 

小難しい、数学、物理、コンピュータなどなど。。

 

ただ、常に自分に疑問が湧いてくるんです。

「これって、本当に社会に対して価値を
提供してるんだろうか?」

もちろん、その製品を使ってくださる方々に
対しては、その通りなんですが、

「たった、それだけ??」

って思うんです。

それよりも、もっとダイレクトに、
多くの人に、価値を提供したいと思い、
ネットビジネスを始めました。

今は、とても楽しいんです。
会社の仕事のように苦しくないんです。

色々な読者の方を励ましたり、
逆に励ましてもらったり。。。

直接、色々な方と”つながってる”って、
実感でき、価値も提供できてるって
安心するんですよね。

 

ビジネスなんて、才能なんて不要だと思います。
むしろ、それが足かせになっていると思うんです。

会社の中では、超優秀な人が、思考停止状態になり、
自分のプライドとか保身のために、
ダークサイドに落ちたり(笑)、
心を病んだり。。

 

なので、

より、人間的にいきていきたい!

人生、勝つとか負けるとか、才能じゃない。
どんな人でも、行動すれば
絶対に変わることが出来る。

それを、示すことも自分の役割だと思います。

 

これまでの人生、
起業家との出会い、
ネットビジネス開始の
ストーリーはこちらで
書いてます↓

大手企業 管理職の僕が
20歳年下の若手起業家と出会い
ネットビジネスを開始する物語

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